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さようならアルル

アルル国際写真フェスティバルへの旅 11日目

  1. パリに帰る
  2. 思いがけないプレゼント

パリに帰る

今日アルルを発ってパリに向かう。体力的にはもうクタクタ。毎日重いポートフォリオを抱えて、炎天下ひたすら歩き続けた1週間。朝から晩まで写真漬けの毎日。もう1年くらい写真は見たくないかも。

途中カフェでのどを潤したり、写真を撮りながらのんびり歩く。今日でアルルを撮るのも最後だな。

可愛い赤ちゃんを撮らせてもらった
アートな椅子
カフェで飲むのはいつもペリエ
鶏だらけの雑貨屋

今日は11時ギリギリにチェックアウトし、夕方のTGVの時間までまた展覧会を見て歩く。1週間毎日これほど見て歩いても結局全部の展覧会を見きれなかった。

アルルのTGV駅。ここにも国際写真祭の看板が。

思いがけないプレゼント

アルル駅に少し早めにいき、あまりの暑さにのぼせて、椅子に座ってパタパタと扇子であおいでいると隣に座っていた女性が何かしきりに話しかけてくる。

よくわからないがわたしがあおぐ扇子の風が気持ちいいと言っているらしい。フランス語がわからないというと、必死に英語で話そうとしてくれる。

英語はとても苦手らしいが、まっすぐ私の眼を見て何度も何度も言い直しながら、必死に話しかけてくるので、私も一生懸命聞き取った。

ずっと日本に行ってみたかった。花の絵を描くのが好きなので桜の季節に日本に行ってみたいと彼女は言った。日本に行くことができたら私に連絡してもいいかと聞くので、連絡先を書いてあげると眼を輝かせていた。もし私がまたフランスにくることがあれば、自分のところに滞在して、とも言ってくれた。

肌がとても綺麗、というので、「とんでもない。太陽アレルギーでブツブツになる前に比べると酷い状態だと、またまたこれまでの苦労話をした。日光アレルギーで日傘をさして笑われたことなどなど。

彼女がいうにはフランス人は新しい考えを受け入れることがあまりなく、昔ながらの考えを持ち続けていて、最近では皮膚ガンについても言われているのに、誰もそんなことは受けいれず、注意しようともしない、と話してくれた。

すんなり出てこない英語でよくここまでがんばって話してくれたなあと感動さえ覚えた。隣り合わせたのはほんの10分ほどだったのに、絵を描くのが好きな彼女が、アルルで描いたのでもらって欲しいと私に絵をプレゼントしてくれた。出会いって本当に不思議だな。

10分間たまたま隣り合わせた人がくれたアルルの絵

4:15にTGVに乗って4時間後、夜8時過ぎにリヨン駅に到着。と言ってもまだ昼間と変わらない明るさ。フランスに来てすぐの時は、この長い昼間に得したような気持ちになったものだが、今では「早く夜になって」と思う。

駅からホテルに向かう途中でサンドイッチを買った。初日と同じホテルの同じ部屋。なんだか家に帰って来たみたいでホッとする。疲れ切ってすぐに眠りに落ちた。

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Published inアルル国際写真祭

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